2022年5月6日金曜日

マズローの欲求5段階説 Maslow's hierarchy of needs

 マズローの欲求5段階説聞いたことありますか?

 「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」という仮説をもとに作られた理論です。

この理論は自己理解を深めていくにあたって非常に役に立つと言われています。

就職を含め人生を計画するとき、自分は何をしたいのか、何を目指しているのか等自分を見つめ直すことが重要です。

マズローの欲求5段階説では人間の欲求についての5つの階層に分けて説明しています。ピラミッド型になっていることから分かるように上の階層ほど実現が困難になってきます。

「欲望・欲求」を持つことを悪いことだととらえる人もいますが、マズローの説によると、人間が持つ基本的欲求から生まれる欲望は決して悪ではなく、 欲求を抑えるよりも、引き出して満たした方が、より健康になり、より生産的になり、より幸福になることができると考えられています。 

みなさんならどこまで目指しますか? ぜひ高みを目指して頑張ってください!!







アメリカの心理学者「アブラハム・マズロー」が、人間の欲求5段階の階層で理論化したものであります。 マズローは、この理論について「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生きものである」と提唱し、「自己実現理論」とも呼ばれています。

第一階層の「生理的欲求」は、生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい、飲みたい、寝たいなど)。この欲求がある程度満たされると次の階層「安全欲求」を求めるようになります。

第二階層の「安全欲求」には、危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康など)という欲求が含まれます。

この「安全欲求」が満たされると、次の階層である「社会的欲求(帰属欲求)」(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)を求めるようにます。この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなると言われます。

ここまでの欲求は、外的に満たされたいという思いから出てくる欲求(低次の欲求)で、これ以降は内的な心を満たしたいという欲求(高次の欲求)に変わります。

「社会的欲求」の次に芽生える欲求は、第四階層である「尊厳欲求(承認欲求)」(他者から認められたい、尊敬されたい)です。

そしてその「尊厳欲求」が満たされると、最後に「自己実現欲求」(自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなど)が生まれます。

アブハム・マズロー
アメリカの心理学者
1908年4月1日ー1970年6月8日
人間の自己実現を研究対象とする「人間性心理学」の最も重要な生みの親とされている。欲求の5段階説(欲求のピラミッド)を主張したことで知られる。

出典 http://www.motivation-up.com/motivation/maslow.html

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